妻・美夜の実家の温泉旅館。 そこが今のボクの働き場所。 慣れない仕事に毎日くたくた。
そんなある日、気分転換でスマホをいじっていた時に、“○○アプリ 使用は個人の責任で!!” の文字が！
怪しい、ものすごく怪しい。
疲れていて判断力を失っていたのか、悪魔が囁いたのか。 理由は判らないが、好奇心に逆らえずダウンロード。
「お義兄ちゃんお疲れさま～。　ん？ なにしてるの？」

「お疲れさま眞子ちゃん。 なんとなく気分転換に “○○術が使えるアプリ” っていうのをダウンロードしてみたんだ。 どうせジョークなんだろうけどね」
「へ～、そんなのあるんだ。 ねぇねぇ、わたしに○○かけてみてっ。面白そ～だし。 ね？ ね？」
そんな状況に、さらにたまたま顔を出した義母・瑞帆（みずほ）、義祖母・渚々音（ななお）。

話の流れで実際に○○を掛けてみようという話になり……
“主人公のことを好きでたまらなくなり、見るとエッチなことをしたくなる”
などとトンデモ内容を眞子に提案され、乗り気の義母・義祖母にまで後押しされてしまう。
その時は案の定というか、掛かった気配はなかったのだが……