六花媛のひとりで「冷徹お嬢様」の異名を持つ。
美しい髪をなびかせる、常に冷静沈着なクールビューティ。
一年生にして、媛城女学院の女生徒を代表する『六花媛』に選ばれたという異例の才女。
自他共に認める才媛だが、オカルト関係の話題を好み、最近は陰謀論に傾倒している。

人工地震とか気象兵器とか大好き。
この世界の裏には暗黒政府が存在すると信じている。

春日井ちとせと仲が良い。
というよりも、駒莉と対等に会話できるのが彼女しかいない。

常に日傘を持ち歩く、神出鬼没の謎の少女。
古風な喋り方が特徴的。

稀に学院内で見かけられるが、誰も正体を知らないので謎の妖精のような扱いを受けている。
大和の前に現れては、好き勝手に振る舞い去っていく。

肉全般が好物で、焼肉、焼き鳥、焼豚大好き。
刺身などのナマモノ全般はダメな偏食家。

六花媛のひとりで「爛漫お嬢様」。
その異名が示すように、いつも笑顔でニコニコしてる、聡明で明るく朗らかなお嬢様。

六花媛の中でも社交的なタイプで、その人当たりの良さから同級生、下級生問わず人気がある。
だがその笑顔の裏には冷酷な一面を持ち、「使えない」と判断した人間は簡単に切り捨てる。

慕われるタイプだが、友人はいない。
甘い物大好きで、いつも大きなパフェを食べている。

六花媛のひとりで「叡智お嬢様」。
著名な学者を輩出する名家、阿詩谷家に生まれた天才少女。

自分の知性に絶対的な自信を持っている。
敬語は苦手で、教師や目上でも変わらない口調で話す。

普段、あまり自室から出てくる事なく、常にネットに入り浸っている。
匿名掲示板やＳＮＳが大好きだが、キレやすい性格で沸点が低いため、ネットでの煽りに弱い。
また極度の男嫌いで、異性に対する偏見がつよい。
身長と胸がコンプレックス。

六花媛のひとりで、まとめ役でもある「天啓お嬢様」。
日本経済を牽引する、国内有数の企業「仁礼グループ」の息女。

容姿端麗、頭脳明晰で、自分の言葉は神の言葉だと本気で信じている節がある完璧お嬢様。
王権神授説バンザイ。

切れ長の瞳と美しい黒髪が自慢で、全女学生たちの羨望の的。
醜い者、愚かな者、弱い者が嫌い。
六花媛のメンバーの二つ名は全部冥華が考えた。

唯一の欠点は歌。
歌うのが好きだが致命的に音痴であり、人前で歌えない事が悩みの種。

六花媛のひとりで「演舞お嬢様」。
すらりとしたスタイルが自慢の、新体操部のエース。

易永家は江戸時代から続く、由緒正しい武家茶道の名家。
古風な和風お嬢様……のはずだが、幼少期より口より先に手が出るタイプだったので性格矯正を目的に、
半ば無理矢理に媛城女学院へ放り込まれた。

六花媛の中では、学業成績が一番アレ。
それでも面倒見の良さからか、学院内にはファンが多く下級生から慕われており人気が高い。
姉御肌。

六花媛のひとりで「日輪お嬢様」。
アメリカ・マンジルマニア大学付属校からやって来た蒼い瞳の美少女留学生。

皆からは「クレミー」という愛称で呼ばれる。
その二つ名の通り、いつも楽しそうに笑っている。
落ち着いた性格だが、好きな物の話になるとテンションが上がる。

日本語が達者で、日本の漫画とアニメで覚えた。
ドイツ語、フランス語も自由に話せるマルチリンガル。
来日前は日本食に興味があったが、思っていたのと違って少しショックを受けている。

好奇心旺盛で、何にでも首を突っ込みたがる性格の少女。
朗らかで明るく素直な性格で友人も多く、クラスメイトたちからの評判も良い。

媛城に入学直後、駒莉に助けてもらった事が縁となり以降、駒莉と仲良くしている。

叔父が国内有数の玩具メーカーの社長で、実家はその下請けの子会社。
弟がひとりいる。

いつも露出度の高い服を着ている数学科担当の美人女教師。
元媛城女学院の卒業生で、元六花媛でもある。
その派手な恰好とは裏腹に、誰にでも優しく親切で男性教諭たちから人気がある。

重度の酒好き。
実は極度のサドであり、男も女も屈服させるのが大好き。

媛城女学院の学院長。
常にどこか疲れたような表情を浮かべている、物静かで幸の薄そうな女性。
いつもどこか自信なさそうに喋る。

その外見に反して齢36歳。
年齢相応に常に冷静で取り乱すことはない。

院長室からあまり出てくる事はないが、稀に出てくると生徒たちが驚く。
遠上学園の御嶽理事長とは同級生。