季節外れに花を咲かせた水鏡湖の桜の木から降ってきた謎の少女。
記憶を失っており、主人公・創眞に会ったことがあるような気がする、ということしか覚えていない。
どうやら魔法使いらしいことから、魔法使いの家系である常坂家で保護することとなり、
創眞たちと同居し、香々見学園へと転入することになる。
クールな美少女転校生として学生たちからは注目を浴びるが、本人はあまり気にしていない模様。
記憶をなくしているからか、天然なところも。

八坂家の魔法の継承者で、親同士が決めた主人公・創眞の許嫁。
天才魔法使いで、それがゆえに傍若無人。
特に創眞に対してはあたりが○いが、創眞の魔法使いとしての素質は評価しているらしい。
一言声をかければ十倍になって返ってくる上、上から目線。
何かすごいことは分かるが、学園ではアンタッチャブルな存在として目されている。

常坂家の魔法の継承者で、主人公・創眞にとっては近しい姉のような存在。
本家である常坂家の別邸に、分家の玖星、八坂の継承者である創眞や愛乃亜たちが住んでいるが、
雪那もよく別邸を訪れ、一緒に朝食を食べたりしている。
学園の生徒会長であり、学力・運動能力・容姿など完璧に近い能力を有することから、多くの学生たちの憧れの的。
いたずら好きな面もあり前例よりも楽しいことを重視した生徒会運営を行っており、改革志向がお祭り好きな学生たちに受けている。

主人公・創眞のクラスメイトで、白河家のお嬢様。
由緒正しい家系のお嬢様ということもあり、男子学生からは憧れられつつも遠巻きに眺められているが、女子学生からは親しまれている。
お嬢様らしからぬドジなところもあり、ときおり慌てて妙な行動を見せることもあるが、
そんなところも逆に親しみやすくて良いと、受け入れられているらしい。

愛乃亜の妹で、主人公・創眞の幼馴染であり、妹のような存在。
姉の愛乃亜とは違って、家庭的で世話焼き系。
魔法使いとしての才能は愛乃亜には遠く及ばず、コンプレックスもあるが、基本的には姉のことは好き。
学園では、天文部の部長を務めているが、幽霊部員の創眞や愛乃亜の参加率の低さに頭を悩ませている。
小物づくりが得意で、友達から頼まれることも。

本作の主人公。
常坂の分家である、玖星家の魔法の継承者。
魔力量は豊富なのだが、細かい操作が苦手で、天才である愛乃亜からダメだしされることもしばしば。
日々修行は欠かさないようにしている。
悪友の杉並、向島とともに「お祭り騒ぎ」を起こすことも多く、学園では「3バカ」のひとりとして、期待と警戒を集めている。
行動力があるため、ここぞという時には頼られることも多い。

基本有能だが自由すぎるところもある生徒会長・雪那を、阿吽の呼吸で補佐する生徒会副会長。
おっとりとした性格と、豊満な体型で、男子生徒から憧れの対象として見られているが、
恋愛小説をよく読んでおり、小説のような恋に憧れている。
雪那とは、付属１年の頃から仲が良く、性格は把握しているので、自由っぷりにも適切に対応できる。
基本的にはノリが良く、楽しいことを促進する生徒会長雪那とセットで、学園のにぎやかな雰囲気を後押ししている。

主人公・創眞のクラスの委員長で、生徒会の庶務。
生徒会長雪那の信奉者で、雪那様命を公言して憚らない。
雪那の言うことは全肯定で、実現のためにどんな助力も惜しまない。
自身の正義感を持っており、風紀委員のように立ち振る舞ったりするが、空回りすることも多い。
ことあるごとに杉並を追いかけるが、未だ一度たりとも捕まえられたことは無く、
杉並の余裕な態度も相まって、傍目にはおちょくられているようにしか見えない。

主人公・創眞のクラスメイトで、情報通の悪友。
非公式報道部を名乗っており、その名に恥じぬほどの情報通で、杉並に探れない情報はないとまで、学園内では思われている。
お祭り騒ぎや楽しいことが大好きで、想定外のサプライズを巻き起こし、
お祭り好きの学生たちを喜ばせているが、風紀委員や生徒会の一部からは徹底的にマークされている。
向島と創眞と合わせて3人で、香々見学園の「3バカ」と呼ばれている。

主人公・創眞のクラスメイトで、悪友。
女子の話題には過剰なまでに反応し、そのうえシスコンであるため、周囲の女子からは残念なイケメンとして認知されている。
男子からは、言いたいことを言ってくれる心の友として認められており、交友関係は広い。
杉並と創眞の計画のサポート役として加わることが多く、学園の「3バカ」と呼ばれている。べんきょうは得意ではない。
みんな妹には会ったことが無く、実在しない妄想の存在なのではと疑われている。

主人公・創眞たちの担任で、天文部の顧問。専攻は理科。通称ショタ先生。
星が好きだが夜が弱くて寝てしまうため、図鑑や写真で我慢しているらしい。
天文部の顧問だが、夜間イベントは欠席になり、部長である可子が苦労することに。
ハムスターを頭に乗せていて、女生徒からはかわいいと言われているが、本人は「非常食」と言っている。

香々見学園の学食の料理長であり、和風喫茶の店長もである、料理上手なオネエ。
通称「桐子（とうこ）ネエ」（通称というか、自分でそう呼べと言っている）。
30代で、いろいろな人生経験を積んできていることもあり、学生たちのお悩み相談役を引き受けることも多い。
そのため、学生たちからの人望は厚い。
好みは「枯れたオジサマ」らしく、学生たちに魔の手が伸びるようなことは、今のところない。

目を引く髪色が印象的な、主人公・創眞が街で見かけた少女。
その場は挨拶することもなく、通りすぎるのだが……。