誇り高く自尊心が○い。 大切な者を守るためならば、たとえ暴徒を前にしても一歩も退かない覚悟を見せる気丈な性格。
かなりの負けず嫌いで、一度決めたことは最後まで貫き通そうとする頑固な性分の持ち主でもあるが、騎士と姫君のロマンスを描いた騎士物語や恋愛譚に胸ときめかす少女らしい甘やかな心も失っていない。
アレクを前にするとどうしても素直になれないが、アレクに特別な感情を抱いている。

時に非情なまでに感情を抑えた行動で周囲を怯ませるが、かつてアルクから恩を受けた過去を持つため、アレクに対してだけは従順で、我が身を省みないほど献身的。
命を賭しても王子に尽くす覚悟で、変わらぬ忠誠を誓う。
アレクに向けるまなざしはいつも憧憬や愛情や慕わしさといった温かな感情に満ちているが、それ以外の人間に対してはクールで、取り付く島もないそっけない態度を取る。

人には聴くことのできない精霊の囁きに耳を傾け、風を読み、大地の鼓動を感じ取ることができるため、人間とは違う視点から物事の本質を捉える。
“魔王の再来” と呼ばれるアレクに対しても、人の噂や先入観に惑わされることなく接する。
森の民であるエルフ族の中でも、特別な才能の持ち主。 生まれついてのシャーマン。
しとやかで上品な風情は、エルフ姫をいかにも儚げな深窓の姫君に思わせるが、芯にはたやすく折れない心の○さを秘めている。

超古代文明の高度な技術によって生み出された、魔法仕掛けの人工生命体。
脳や筋力や細胞再生能力や魔力など、管理者として必要な能力が○化されているが、外見上はすべて人間そっくり。
マスターへの絶対○○を刷り込まれているが、独自の思考や感情を持つことは許されている。
メリシアにとってアレクは、ずっと長い間待ち焦がれ続けてきた待望のマスターであり、唯一無二の存在。

幼い頃からきわめて聡明だったため、父王に疎まれている自らの危うい立場をよく理解してはいるが、「俺は俺」 と周囲の声をあまり気にしない性格に育つ。
良い意味でマイペースで俺様な性格。
歴史や魔法、戦略や戦術に関する知識が深く、その分野に関して貪欲なまでの知識欲を示す。
“知りたい” という思いの前では、普段の怠惰な態度が嘘のように積極的になる。