憧れない人はいないと噂されるほどの人気で、女学園ながら “学園のアイドル” と称される。
また、そのことを鼻にかけるでもなく、誰とでも気さくに、しかし気遣いは忘れずに接することができ、学生や教師からの信頼も厚い。
しかし、幅広い交友関係は逆に特別な一を生み出すことがなく、「この年代の友人は一生涯の友になることが多い」 という話を聞いて以来、わずかな寂しさも抱えている。
そのため、学園内で美波に反発心を抱いている数少ない存在である 鳳＝フェルミナ＝綺更 とその取り巻きに対しては、むしろその敵対心を嬉しく思う。
人を見た目で判断することはなく、主人公を見ても嫌悪感や不快感を抱かなかった希少な存在。

普段は自分で弁当を作り持参しているが、偶然忘れたその日に主人公の餌食となってしまう。

「食堂を経営されている方……ですよね？　ここには女生徒しかいませんから、食堂でも男性がいてくだされば心強いです」

体型だけでなく精神も幼さが抜け切れず、言動が失礼になってしまうことも多々あるが、そのキャラクターゆえに許されがち。
しかし、偏差値の高いこの学園に入学できたくらいなのだから、ただ単に “精神的に成長できなかったダメな子” というわけではなさそうだが……？
大人として扱われることに反発しており、特に性的行為に対して強い拒否反応を示していく。
主人公の外見を心から気持ち悪いと思っているが、それは幼さゆえの率直な感情。

性に対する感覚も幼いままなので、生理的嫌悪感を抱いているわけではない。
頻繁ではないが、食堂を利用する数少ない学園生。
年齢不相応なその幼い外見は主人公にとってもストライクゾーンギリギリだったが、「せっかくだから」 程度の軽い気持ちで犯されてしまう。

「あっはは～！　なんべん見ても、おっちゃんはほんと～にキモイなっ！　……あ、おかわりっ！」

口調は淑やかで物静かな印象だが、他人を例外なく見下しており、言葉の端々には悪辣な皮肉が込められている。
ここ20年で日本のトップクラスに登り詰めた鳳グループ、その社長の一人娘。
差別主義者であり、一般家庭に生まれて容姿も醜い主人公はもはやゴミ以下のような扱い。
一般家庭出身でありながら人を惹きつける鈴ノ葉美波を敵視している。

その性格ゆえ友人はおらず、いるのは数人の取り巻きだけ。 本人は自覚できていないが、そのことに寂しさを覚えている。
一般市民でしかない美波の人気が高いのは、なにかしら汚い手段を使っているに違いない。
そう思って美波の後をつけたところ、主人公に捕まって犯されてしまう。

「それ以上、近づかないでくださる？　体調が優れなくなってしまったらどうするつもりなのかしら、気色悪い」

その容姿から異性に忌み嫌われ、ろくに手を繋いだことさえない。
体液を使って人を発情させ、自在に操ることができる能力を持つが、その醜さから体液を他人に与える機会などあるわけがなかった。
異性へのコンプレックスやストレスを解消すべく、○○の頃から女の子の持ち物を隠すなど嫌がらせをして鬱憤を晴らしていた。
やることもなく毎日を過ごしていたところ、女学園の食堂で調理師を募集していることを知る。

女学園に入ってみたい、学園生たちが吐いた空気を吸い込みたい、といった邪な気持ちを抱きながら応募、合格してしまう。
たまにやってくる学生に、陰毛や唾液入り料理を食べさせては暗い喜びに浸っていたある日、怪しげな占い師から自分に宿る能力のことを聞かされる。
能力に目覚めた主人公は、今まで妄想で済ませてきた様々なことを実行していくのだった。

「んぢゅっ、ぢゅうぅっ……はぁ、はぁ、これ、これが美波のアソコの味なんだね。 んぢゅう……クロッチによくしみこんでて美味しいよぉ……」