入学早々、幽霊に取り憑かれてネコミミが生えてしまった新入生。
のんびり大人しく、少し抜けたところのある女の子。
もともと引っ込み思案で友達もほとんどいない現状を変えようと、地元を離れて久慈学園に進学した。
その結果、ネコミミが生えた上に、学園からも出られなくなるという事態に。
無類の読書好きであり、没頭すると周囲の声が聞こえなくなることもしばしば。

「平穏で穏やかな、明るく友達もいる学園生活を送るんだもんっ……！」

生徒のみならず、教員からも頼られる主人公の悪友。
明るく気さくで、誰にでも分け隔てなく接する様から、“姐さん”と呼ばれ慕われている。
文武両道、家事万能。頼られると断れないお人好しながら、本人もそれを良しとしている。
強気なところが目立つ彼女だが、一方で非科学的なことにはめっぽう弱く、幽霊やオカルトの話になると一気に弱体化してしまう面も。

「気にしないの。困っている後輩がいたら助ける。それも先輩の仕事なんだから」

久慈学園に伝わる守り神、“双子の神様”の妹猫。
真面目で常識的で気弱。そのため姉のアキに振り回されては、いつも後始末をすることになる苦労猫。
長年、幽霊として学園や生徒たちを見守ってきたので、知識量は非常に豊富。
好きなことは、お昼寝。日当たりのいい中庭が最近のお気に入り。
アキほどではないが、ツキ自身も外への興味がないわけではないようで……？

「うちの姉が本当にすみません……」

オカルトマニアとして有名な、文乃のクラスメイト。
何事にも淡々としており、あまり感情を表に出さない。
しかしオカルトが絡むと途端にテンションが高くなり、饒舌にその知識を披露しだす。
恋愛に興味はなく、現在のところ彼女の熱量は全てオカルトへと向いている。
なお、本人に霊感はまったくない。からっきしない。

「フヒ……これから楽しくなりそうね」

“双子の神様”の姉猫。文乃に取り憑きネコミミ少女にした元凶。
元気で明るく、好奇心旺盛。後先を考えず思いつきで行動するため、しょっちゅうツキに怒られている。
しかし学園と生徒を思う気持ちは人一倍であり、長年ツキと二人で久慈学園を守り続けてきた。