人と関わるのが不得意で、よく言葉に棘が混じる。むしろ毒舌な方が周囲は安心する。
やきもち焼きで、恋人である雪光に他の女性が近づくとモヤモヤする。

「そんなに浮気がしたいですかそうですか。DD-modで土下座タイムですね」

温和でおっとりとしており人を疑うことを知らない。すぐに騙されそうになる。

慈愛と信仰心に満ちあふれた、いかにもシスター然とした女の子。

「わたしの望みは一つだけ、マサユキと同じ刻を過ごしていきたい。また二人で一から愛を育んでいきましょう」

横柄で熱しやすく冷めやすい。それでいて冷静に計算もできる。
姉がお花畑な分、とてもしっかりしており、メルクはすごく頼りにしている。

「私が道中で教わったのは100年前のカビくさい風習と、クソ長ったらしい儀式で暇をつぶす方法だけさ」

過去に行った任務のことでいざこざが起こり、あれこれと悩むことになる。

「ユニカがいるだけで俺に生きる意味が生まれる。ただ隣にいてくれればそれでいいんだ」

地道に慈善活動を行っている、イケメンのよい司祭様。
元は軍人でローコンバットの使い手。

「これでも私は聖職者だからね。女性を泣かせるようなことは決してしないよ」

ダイナーの仕事に馴染むにつれ、お嬢様成分はすっかり抜けてしまった。
とはいえ、エベレストのごとき自信とプライドはいまだ健在。

「うふふっ、なぜ私が二股男の尻を拭くような真似をしなければなりませんの？」

最近は弟分のブルータスとつるんでよく遊んでいる。
給料日とまかない料理が何よりの楽しみだが、近ごろは少しマンネリ気味。

「最近、店で暴れるイキのいい連中が減ったよなー。平和すぎて張り合いがねーよ」